
世界を巡るブロガーが見た門司港Mojiko seen by blogger
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2017年3月21日
小倉城
北九州の旅行を計画する時、「小倉―門司港―下関」を周遊するというのが一般的なルートだと思う。今回はまさにそのルートで観光した。その中、二日目の午前中に小倉城と小倉城庭園を巡ったのでそれについて話したいと思う。
小倉へは博多駅から新幹線を利用しで20分弱で向かうことが出来るので、福岡からも行きやすいところです。JR小倉駅から小倉城までは徒歩10分距離の距離だ。すぐ近くにリバーウォークという商業施設がある。所々に案内板が出ているのでそちらを参考に向かうことが出来るが、グーグルマップを使うことで、スムーズに向かえると思う。
リバーウォークを過ぎて小倉城に向かう道中、城の壕に沿って散歩するのがとても爽快だった。
ここも木の葉が枯れ冬を迎えている様子で肌寒い感じはあったのですが、韓国よりは寒くなかったので歩くのにちょうどいい天気でした。
日差しが暖かく、壕に照らされる木々と建物の見ながら歩いていると間もなく小倉城に着いた。
思ったより小倉城の高さは低かったように感じた。現在は天守閣しか残っていなかったので更に小さく見えたのかもしれない。城の中に入ってみようかなと思いましたが、今回は外観を見るだけにしました。
それから八坂神社に向かいました。神社に入る道に小さい鳥居と子供の霊を慰める地蔵菩薩仏像もあった。
灰色の大きい鳥居を通って綺麗な道を沿って行くと八坂神社が見えた。
都心にある小さい神社ですが小倉の中では結構有名な神社だそうだ。木造の建物で趣があって賽銭箱とおみくじもできる場所があり、小倉城に行くついでによっていいところだと思った。
特に神社にミミズクが守っているところは独特な雰囲気をまとっていた。また、季節別に色々なイベントもあるらしい。
八坂神社の散歩をして帰り道、枝の隙間からちらっと見える小倉城がとても素敵だった。
ここは小笠原会館とも呼ばれる小倉城庭園である。小倉城を臨みながら立派な庭園を満喫できるので情緒あふれる観光地だ。
入場料は大人300円。有料入場ですが、この料金が安いと思えるほど良い場所なのでぜひ行くべきだと思う。
パンフレット内容によるとここは小笠原さんの別荘屋敷をもとに武家家屋を再現したところだそうで、江戸時代の小倉を感じられる書院と庭園がある場所だと書いてあった。またパンフレットには‘拝領の心‘と‘おもてなしの心‘を大事にする礼法に関する紹介もあった。
入口に入ると綺麗に管理されている道があり、右側は庭園、正面では書院があった。
規模はさほど大きくないが綺麗に片付けられており、まだ北九州では秋が終わってないようで紅葉も鑑賞できた。
道が綺麗に整備されており、緑の葉っぱと紅葉が綺麗に調和しており日本らしさ、また江戸時代の雰囲気と美しい景観を楽しめた。
最近は見かけることが無い葦があり、とても懐かしかった。
朝早かったせいか堀の中を掃除している人を見ることが出来たし、書院の雰囲気が洗練されてすごく気に入った。天気のいい日に書院から庭園を眺めて、また散歩できるこの瞬間がとてもロマンチックだった。
やけに晴れた小倉の朝空と赤く染まれている紅葉の様子。
最後に庭園を見回って書園に向かった。
書院は一部だけ閲覧できるようになっていた。奥までは入れなかったので写真だけ撮った。江戸時代の邸宅を再現している様子を見るだけで何故か心が寛げる気がした。また縹緲と漂ってくる畳の香りがとても気持ちよかった。
出入り可能な書院から眺める庭園はとても綺麗だった。ピグドクの音をする床、風情のある景色が見えるここで温かいお茶をすることができたら本当にいいなと思った。
展示館には多様な礼法と茶道、華道の礼を体験しながら理解する空間も存在した。
実際に茶話会や俳句会もこちらで行っているらしく予約をすれば有料で体験できるそうだ。興味のある方は一回利用してみてもいいと思う。
展示館を見回していると素晴らしい写真スポットがあった。小倉城と庭園が美しく見えるのでぜひここで写真を撮るべきだ。
小倉城庭園はとても綺麗で満足した。
今度はぜひ小笠原会館で茶道体験もしてみたい。小倉城と八坂神社をじっくり回るのに2時間を見て頂けると充分回れるとはずだ。
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