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ホテル情報
2019年10月25日
Part008 ホテル近隣観光地紹介 千歳鶴酒ミュージアム
皆様こんにちは、いかがお過ごしでしょうか?秋が深まってきましたね。本日はこれからの季節にぴったりな、ホテル近隣の観光地を紹介します。日本清酒株式会社の「千歳鶴酒ミュージアム」です。
この酒ミュージアムは、札幌市内唯一の酒蔵「千歳鶴醸造所」のすぐ近くの直売所で、日本酒と関わる機会が持てる数少ない名スポットです。知る人ぞ知るこの隠れた観光地の魅力を、当ホテルスタッフブログにてお伝えします。
今年で創業147年を迎える北海道を代表する老舗酒蔵「千歳鶴」が日本酒の魅力を発信するために2002年に開業した酒ミュージアムでは、お酒の製造過程を知ったり、日本酒の購入や試飲などが行えます。年末年始が近づくと地元の方がお酒を買い込みにいらっしゃるなど、地域密着型の観光地です。当ホテルから豊平橋を渡り、徒歩10分程で行くことができます。
明治中期に伊達市に建てられた味噌醤油蔵の古材を利用した建物は天井が高く開放感があります、ですが閑散としているわけではなく、様々な種類の日本酒やお酒の肴などが所狭しと並んでいます。和風モダンな印象の店内には、お酒の甘い香りがほんのりと漂い、思わずホッと一息ついてしまいます。
ドアを開け中に入るとまず初めに目に飛び込んでくるのはこの「仕込み水」です。水は米に並びお酒の質を大きく左右するとされるほど重要で、条件に合った水質のものが求められます。なんとここではその貴重な仕込み水の試飲体験をすることができます。この水は札幌南部の山に長い年月をかけてしみ込んだ伏流水で、豊平川の地下150mから汲み上げられています。この水と、厳選されたお米によって千歳鶴のお酒は製造されています。そしてここ酒ミュージアムでは、長年に渡って改良と洗練を重ねた新十津川町の酒米「吟風」を100%使用した純米醸造の生酒という限定商品があります。生酒とは加熱処理を行わないお酒のことで、通常のお酒よりも鮮度の高い香りと味わいを楽しむことができます。注文後に瓶入れしお渡しという徹底した鮮度管理からもこだわりを伺うこともできます。
深い青の瓶が印象的な生酒のラベルには酒ミュージアムの文字もあり、より一層の限定感があります。酒ミュージアムの一押し商品をぜひおご賞味ください。その他にもお祝いや日頃の感謝の贈り物に相応しい、鶴が描かれたオリジナル風呂敷に包まれた蔵元限定酒など、ここでしか手に入らない地酒が数多くあります。
さて、ここまでご紹介した内容を読むと、どことなく大人向けな印象を受けるこの酒ミュージアムですが、意外にも取材に伺った際にはファミリー層も多くいらっしゃいました。その理由は酒ミュージアムで味わえるオリジナルスイーツでした。
こちらは酒ミュージアム名物の「酒粕ソフト」。千歳鶴大吟醸の酒粕が練りこまれたノンアルコールのソフトクリームです。北海道産のミルクの濃厚なコクと、後味さっぱりの優しい甘さの酒粕が見事にマッチしている逸品です。幅広い世代に受け入れられる味で、これを食べる為にはるばる東京から来るファンの方もいらっしゃるそうです。その他にもケーキセットやコーヒー、ソフトドリンクなども充実しており、温かみのあるオレンジの照明の中でゆったりした時間を満喫することができます。
お酒を買いに来た地元の方、観光客の方、スイーツを食べる家族の方など、「日本酒」を通じて誰もが笑顔になれる場所、酒ミュージアム。にこやかな接客や落ち着いた内装もさることながら、一点一点のお酒に対するこだわりや想いを感じることができる素敵な場所です。当ホテルにお越しの際は、ぜひこだわり抜かれた地酒やスイーツなどをこちらでお楽しみください。素敵な思い出づくりができること間違いなしです。
プレミアホテル-TSUBAKI-札幌、スタッフブログPare008 いかがだったでしょうか?それでは、また次回の更新でお会いいたしましょう。
取材協力:千歳鶴酒ミュージアム様
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